ナナシちゃん
サイト作ってみたけれど、どんな人が読んでいるんだろう。
らいす
ペルソナはちゃんと設定した?
ナナシちゃん
・・・ぺ、ペルソ・・・?
らいす
ちゃんと設定しないと記事の方向性がブレちゃうよ!
というわけで!どうも、らいすです。
本記事は「ブログサイトのペルソナ設定」について書いていきます。
闇雲に記事を書いてきたけれど、PVが上がらなかったり、誰に向けて何を発信しているのかわからなくなったり。
そんな時にこの記事を読んでいただけたら幸いです!
今回は、このような疑問にお答えする記事を書いていこうと思います。
- 誰に向けてブログを作りたいのかわからなくなった人
- ペルソナを知らない人
- 届けたい相手をちゃんと明確化したい人
ペルソナって?
ペルソナとは、マーケティング用語としてよく使われる言葉です。
まずは、このペルソナについて理解していきましょう。
元々は心理学用語の「ペルソナ」
元々は、ユングという心理学者が提唱した概念なんですね。
ユングがいうには、「人間が社会生活において、求められた役割を演じる機能やその一面を指す概念」という意味です。
らいす
人と関わると本音と違うこと言っていい人を演じちゃうよね。
本音はイヤでも、求められたことにこなしてしまうとか。
そんな感じです!
この言葉がマーケティングに転じて、使われるようになったということですね。
マーケティング用語してのペルソナ
マーケティングでペルソナと使う場合、簡単にいうと「仮想のお客さん」といったところです。
ブログだったら、「こんな人の課題を解決する記事を書きたいなー」の「こんな人」の部分です。
ペルソナは漫画やアニメのキャラクター設定に似てるかもしれません。
ペルソナの設定の仕方
ペルソナはきっちり作り込むことが大事です。
漫画でも設定崩壊なんて言葉がありますが、ブログでも設定が崩壊すると誰に届けたいの?となっちゃいます。
ペルソナの設定では以下のような要素をもとに作成したります。
- 名前
- 年齢
- 性別
- 職業
- 給料(年収)
- 家族構成
- 興味・関心
- 利用するSNS
- 1日のスケジュール
- どんなことで悩んでいるか
では、ここで仮のペルソナを作ってみましょう。
たとえば、「健康に関する情報発信」をしているサイトを運営していたとしましょう。
その際の発信内容は「健康促進」であり、解決方法は「健康器具」だとします。
健康器具の購入をしてもらうことで広告収入が入る流れですね。
そのサイトのペルソナはこんなイメージになります。
- 名前/年齢/性別
斎藤 作郎(さいとう つくろう)/42歳/男性
- 職業/給料
中小の製造業で営業/年収550万
- 家族構成
妻、子、愛犬
- 興味・関心
投資などで資産形成に興味あり。
スマホゲームにハマっている(ソーシャルアプリ)- よく使うSNS
LINE、X、Facebook
- 1日のスケジュール
8:30に出社。仕事が終わるのは19:30
- 悩みごと
電車通勤で多少の運動はしているが運動不足が気になる。
子供のことを考えても健康ではいたいが、運動はキライ。
同世代と比べて年収が低いと感じており、気にしている。
このようにペルソナを作るとどうでしょうか?
どんな記事が書けそうですか?
このペルソナに健康系の情報発信するならという、参考例を書いてみます。
- 歩くだけでお金がプラスになるアプリの紹介(ポイ活アプリなど)
- 自宅で簡単にできるプチ運動ができる器具の紹介
- スマホゲーム感覚で健康促進できるアプリの紹介(ウォーキング系のゲームアプリ)
- ジムじゃなくても運動できる筋トレ器具の紹介
- 音が静かな筋トレ器具の紹介
- 体を整えることのできるサプリの紹介
などたくさん案は出てくるかと思います。
このようにペルソナを設定するだけでたくさんの記事の案が出てきます。
ペルソナへの発信内容について
ブログ運営が止まってしまったとよく聞きますが、その原因は多くがこちらです。
- 僕に教えてあげられる内容はないよ
- 私が知っていることはみんな知っているようなことばかり
こちらは、ペルソナを正しく設定していない場合に起きます。
ペルソナを設定していないと無意識に「自分と同じ程度の知識を持っている人」ばかりだと考えてしまうからです。
それくらい「知識」というものは厄介なんですね。
知識は、知っている人からすると当たり前だと感じますが、他の誰かにとってそれは知らないことなのです。
このバイアスによって、人は行動力を奪われ、手が止まってしまいます。
それを防止するためにもペルソナの設定は非常に重要です。
ペルソナはあなたの知っている知識を持っていない人
誰もが同じ知識を持っているわけではありません。
子育てしたことのない30代の人は、子育てしたことのある20代よりも子育て知識はありません。
Wordを使ったことのない人は、Wordを使ったことのある人よりWordの知識がありません。
こんなこと一般常識だし、という概念を捨てましょう。
あなたが知り得た情報は、あなただけのものです。
共通する知識を持つ人もいますが、それは全員がそうだと思わないことが大事になります。
あなたの知っていることを知らない人へ教えてあげる、くらいの感覚で記事を作ると良いかと思います。
それでも、書ける内容がない人へ
仮に、それでも書ける内容がないよという人。
ご安心ください。
現時点で何もなくともちゃんと書けるようになります。
その分野について調べたり、勉強したりすればいいだけの話です。
知らない自分がいたのですから、他にもきっと知らない人がいます。
ここでのポイントは、「まだ知識がないけれど、興味のある分野」を選ぶことです。
「今は知識がないけれど、料理ブログを作りたいな」と思ったとしましょう。
その時は、ペルソナを「料理の知識がない人」に向けて情報発信すると設定すれば良いのです。
そうすれば、以下のようなことから記事にできます。
- 包丁の使い方がわからない人へ基本の切り方の紹介
- 小さじがどれくらいか、大さじがどれくらいかもわからないへ配分の紹介
このような場合、たとえば何も知らなかった自分へ記事を書いてみると考えるのも良いですね。
疑問点を本やネットで調べ、学んだ内容を自分の言葉でまとめるだけでも立派な記事になります。
何も知らなかった自分でもわかる記事作成を意識すると自然と誰でもわかるような記事が書けるようになりますよ。
よく書籍で「〇〇でもわかる」みたいなシリーズがありますが、意識としてはそれくらいがちょうど良いですね。
まとめ
ナナシちゃん
なるほど〜。
私のサイトには改めてペルソナの設定が必要ね!
らいす
まずは、何も知らなかった自分の勉強記録!くらいの考え方だと書きやすいかもね!
ということで、いかがだったでしょうか?
ペルソナ設定の重要さについて書かせて頂きました。
ちなみに、本サイトもざっくりとペルソナを書くと以下のような人に向けて発信しております。
- お金の知識に興味のある人
投資、税金、仮想通貨などの記事が対象
- サイト制作に興味のある人
デザイン、作り方、解析などの記事が対象
- Webマーケッター
行動経済学や心理学などの記事が対象
- 読書する時間のない人
本の要約などの記事が対象
どの記事でも心がけていることは「どんなに難しい内容でも大学生が読んでもちゃんと理解できる」ということです。
もし、参考になれば幸いです!