どうも!らいすです!
今回は、「いちばんやさしい新しいSEOの教本」の内容を参考に検索キーワードについて書いていきます。
本書籍は、基本を体系的に学ぶことのできる書籍となっておりますので、「SEOについては、それなりに知識はあるけれど…」みたいな方でも復習する上で非常に参考になるかと思います。
なお、SEOの基本的な考え方については、以下の記事で書いていますので、合わせてご覧頂ければ幸いです。
どうも!らいすです! 今回は、「いちばんやさしい新しいSEOの教本」の内容を参考にSEOについて書いていきます。本書籍は、基本を体系的に学ぶことのできる書籍となっておりますので、「ググってそれなりに知識はあるけれど…」みた[…]
本記事は、以下のような人に向けて書いております。
- これからブログを始めようとしている人
- 将来、Web関係の仕事につきたい人
- Web担当になって、SEOを学びたい人
- SEOについて体系的に学びたい人
では、早速やってまいりましょう!
「いちばんやさしい新しいSEOの教本」の概要
本書は、初版が2014年に発行され、2018年にはSEOの変化(モバイルファーストインデックスなど)に合わせ、加筆修正された第2版が発行されました。
内容は、普遍的に重要なSEOの要素についての内容がまとめられており、SEOの教科書としてはご一読することを強くお勧めします。
以下のようなことを体系的に学ぶことができますので、参考にしてください。
- 目的と考え方を理解できる
- キーワード設定やサイト構成、リンク設定、モバイル対応の観点からのSEO対策が理解できる
- アクセス解析ツールからさらなるSEO改善の方法が理解できる
【学習1】「サジェストキーワード」から検索意図を理解する
Googleの検索ウィンドウでテキストを入れた時、いくつかのキーワードが自動的に表示されます。
これはGoogle側が提案してくれているキーワードです。
つまり、検索ボリュームの高いキーワードをGoogleが提案してくれているということです。
検索ウィンドウに1つのキーワードを入れた後、半角スペースを入れてみてください。
先ほどとは、少し違うサジェストのされ方になったかと思います。
ユーザーは1単語で検索することもありますが、インターネットが普及している現在は、より正確に必要な情報へアクセスするために複数の単語で検索する人が増えています。
仮に、ブログで「目覚まし時計」について情報発信したいとしましょう。
その際、目覚まし時計がメインのキーワードになります。
記事は、自分の観点で目覚まし時計への愛を語るとしましょう。まぁ、それもアリかとは思います。
でも、ユーザーのニーズは?どうなのでしょう?
上記の画像からすると色々なニーズが見てとれます。
仮説として、以下のようなものが想定できますよね。
- インテリアに合うおしゃれな目覚まし時計
- 子供がちゃんと起きれるような目覚まし時計
- 同棲している家族などに配慮した目覚まし時計
このようなユーザーニーズを抑えてから記事を書くのと先ほどのように目覚まし時計への愛のみで記事を書くのはどちらが検索上位に来るでしょうか。
このようにメインキーワードから派生して出てくるキーワードこそ、ユーザーの検索意図を理解するためには必要となってくるのです。
【学習2】ロングテールキーワードを狙って記事を書こう
ロングテールキーワードとは、ニッチなキーワードを指します。
「目覚まし時計」のような検索数の多いビックキーワードでは、AmazonなどのESサイトや目覚まし時計を販売しているメーカーさんが最上位に来ます。
対して、「子供がちゃんと起きれる目覚まし時計」や「周りを起こさない目覚まし時計」は少しニッチなキーワードになりますね。
しかし、検索のボリュームこそは落ちますが、確実にユーザーのニーズに応えることのできる記事を書くことが可能になります。目的が明確ですからね。
そのため、仮にその記事のゴールが「周りを起こさない目覚まし時計を購入してもらう」だとすれば、そのゴールに到達する可能性は高くなるわけです。
このように、ビックワードのみでは検索上位に表示されないため、ニッチな層に対しての情報発信をして、確実にゴールまで到達できることは、ユーザーにとって良いサイトとなります。
また、結果としてGoogleに適切なサイトであると判断される可能性が高いため、サイトの評価も上がることが期待できます。
【学習3】キーワードツールを使って事実を確認する
キーワードの人気を調査する「キーワードツール」というものがあります。
このツールを使って、Google検索でどのようなキーワードが人気なのかを調べて、記事制作やSEO対策に役立てていきましょう。
いくつか紹介します。
ラッコキーワード(無料でも使える)
無料でサクサク使えるキーワードリサーチツール。世の中のニーズをサクッと把握!コンテンツ制作/製品開発の市場ニーズのリサー…
こちらは、サジェストを一覧的に知ることのできるツールとなっております。
該当のキーワードに加えて、どんなワードで検索されているのかが一目瞭然です。
無料の場合は、一覧が確認できる回数が限られています(1日単位で回数はリセットされます)が、それでもかなり優秀です。
記事のテーマは決まっているがどんな内容がいいか悩んでいる時、記事のタイトルを決める時などにこのツールを使ってテーマを設定するのも良いかと思います。
キーワードプランナー(有料)
適切なユーザーに広告を表示するために重要なのは、キーワード選びです。Google 広告のキーワード プランナーを使って、…
こちらは、Google公式のツールでSEO対策に使うことのできるツールです。
利用するには、Google広告に出稿することで多くの機能を使えるため、フル活用するには広告費をかけないと使えません。
そのため、少し敷居が高いですが、公式ツールだけあって、データを正確に知ることができます。
SEOチェキ(無料)
こちらは、特定のURLを入力することで検索順位やどのようなキーワードで流入してきていることが多いかを把握することのできるツールとなってます。
上記のツールでは、Googleの検索で何がニーズあるかなどを理解することに使えますが、SEOチェキは自身のサイトがユーザーにどんな評価を受けているのかを知ることができます。
そのため、自身のサイトで狙っている層が流入しているのかを取得することができます。
rishirikonbu.jp(無料)
こちらはサジェストされたキーワードだけではなく、月間の検索ボリュームなどの数字的なデータも確認できるツールです。
とても良い点は、SEO難易度を確認することができることです。特定のキーワードでの上位10位を洗い出し、そのキーワードの難易度を測ることができるため、そのキーワードで記事を書くかの検討材料にすることもできます。
まとめ
今回は、「いちばんやさしい新しいSEOの教本」の一部を参考にキーワードの分析方法についてまとめました。
キーワードを知ることは、ブロガーにとってもWeb担当にとっても重要なことであり、ユーザーに有益なコンテンツを提供することが可能になりますね。
また、その結果としてSEOに良い効果をもたらし、検索上位に記事を表示することができるようになるんですね。
他にも内部リンク・外部リンク施策、モバイル対応、データ解析に基づくSEO対策などの内容が書かれています。
SEOの初学者には、とてもおすすめの一冊となっておりますので、一度目を通しておくことを強くおすすめします。