【仮想通貨】取引所はセキュリティで選ぼう!

仮想通貨をはじめて購入する方は、「セキュリティ」がまず心配になりますよね。

事実、デジタル上の通貨はハッキングの危険性がいつでもついて回ります。

だからこそ、セキュリティの高い仮想通貨取引所を選ぶ必要があります。

そのため、本記事はセキュリティの観点からおすすめの取引所をご紹介しようと思います!

・仮想通貨をはじめて購入する方
・仮想通貨のセキュリティが心配な方
・取引所のセキュリティを比較検討したい方
らいす
それではやっていきましょう!
よろしくお願いします!

過去の仮想通貨へのハッキング事例

ホットウォレット・コールドウォレット

仮想通貨のイメージとして、「損をする」などのネガティブなものがありますが、それはハッキングによる被害のことを指す場合が多いです。

そのハッキングの多くは、仮想通貨自体の問題ではなく、仮想通貨取引所を狙われているものです。

少し専門的な話になってしまうのですが、取引所では仮想通貨を「ホットウォレット」と「コールドウォレット」を使い分けて管理しています。

「ホットウォレット」は、インターネット回線に接続されている状態で管理されている仮想通貨を指します。
「コールドウォレット」は、インターネットに接続されていない状態で管理されている仮想通貨を指します。

銀行でたとえると「ホットウォレット」は窓口、「コールドウォレット」は金庫と考えるとわかりやすいかと思います。

そして、ハッキングされる場所は仮想通貨取引所のホットウォレットです。

ホットウォレットこそ、ハッカーにとって狙うポイントとなっています。

銀行強盗も窓口の現金を盗むことと一緒ですね。

ホットウォレットから仮想通貨が流出し、被害が出た事例は以下のようなものがあります。

  1. 2014年:マウントゴックスで470億円相当の被害
  2. 2016年:ビットフィネックスで65億円相当の被害
  3. 2018年:コインチェックで580億円相当の被害
  4. 2019年:アップビットで53億円相当の被害
  5. 2020年:KuCoinで65億円相当の被害
  6. 2021年:Liquid by Quoineで100億相当の被害

このように実はハッキング被害が非常に多く、購入に不安になるには十分です。

しかし、先ほども記載しましたようにこれらは全て「ホットウォレット」での管理によるセキュリティの不十分さによって起きたことだと考えられます。

このことを受けて、まずは現時点では仮想通貨のセキュリティが低いわけではないというわけではないということ。

そして、「コールドウォレット」での管理体制が整っている取引所を利用することで被害のリスクが抑えれることがわかりました。

その上で、どの取引所が良いか考えていきましょう。

結論:おすすめの取引所は「ビットフライヤー」と「コインチェック」

本項では、国内の主要取引所である以下のセキュリティ体制を各種ウェブサイトの記載から抜粋します。

ビットフライヤー

お客様及び bitFlyer が所有する 約100% のビットコインは、ネットワークから隔離されたコールドウォレットに保管されています。コールドウォレットは多数の物理セキュリティロックと、24 時間監視システムにより強固に守られております。

参照:bitFlyerのセキュリティ

おおよそのビットコインはコールドウォレットで管理されていることがわかります。

また、24時間体制での監視は「もしも」の時の対応が早いという証明になりますね!

セキュリティの高さは大手の金融機関よりも強度の高い暗号化技術を実現していて、仮想通貨取引所対象のセキュリティ調査では世界1の記録を獲得しています。
Sqreen社調べ。2018年1月発表、世界140の仮想通貨取引所を対象に調査。

このセキュリティの高さの裏付けとして、複数のメガバンクや企業が出資していることから資金面でも充実しております。

これまでにハッキングを受けた事例もなく、実績面でも信頼度No.1ですね!

コインチェック

コールドウォレット構築について

当社では、取り扱っている全ての暗号資産について、コールドウォレットを構築した上で、ホットウォレットと区分して運用しております。
万一当社ネットワークが第三者の不正侵入を受けた場合でも、コールドウォレット内の暗号資産に影響が及ぶことを防ぐことができ、お客様からお預かりしている暗号資産へ被害が及ぶことを防ぐことが可能となります。

参照:安心してお取引いただくための取組

続いて、コインチェックです。

コインチェックは以前に損害を出してしまったものの、根底からセキュリティを見直し、十分に信頼できる取引所となっています。

適切に区分わけされており、被害を防ぐことが明確に記載がありますね。

さらに、この裏付けとして、セキュリティは東証プライム上場の「マネックスグループ」が親会社のため、信頼性がより高くなります。

一度は損害を出してしまったと言う事実は消えませんが、これから二度と同じことがないようにセキュリティ面では強化されていることが伺えますね!

コインチェック

DMM Bitcoin

コールドウォレット運用(リスク1、2への対応)

①当社はお客様資産専用のコールドウォレットを保有しています。

②お客様資産の95%以上をコールドウォレットに保管するよう、毎営業日ごとにお客様資産を確認し、コールドウォレットの運用を行っています。
※ホットウォレットにて保管するお客様資産の暗号資産(仮想通貨)は、法令に基づき同種・同量の暗号資産(仮想通貨)を当社の自己暗号資産(仮想通貨)としてコールドウォレットにて(履行保証暗号資産)保有いたします。
このため、ホットウォレット保管部分の暗号資産(仮想通貨)が滅失するような場合があっても、当社の自己資産である履行保証暗号資産をもって充当することが可能です。

③コールドウォレットからホットウォレットへ暗号資産(仮想通貨)を移動させる際は、取締役も含めた複数部署の承認のもと、二人体制で移動作業を行うようにしています。

参照:DMM Bitcoinのセキュリティ体制について

管理については、95%以上をコールドウォレットで管理しています。

DMM Bitcoinのポイントは、暗号資産(仮想通貨)を移動する際は取締役をも含めた承認と常に二人体制ということです。

多くの人の目に触れ、間違いがないかの確認フェーズが多いため、人的ミスも防ぐことが実現できてますね!

GMOコイン

コールドウォレット管理

お客様から預託を受けた暗号資産(仮想通貨)はすべて、インターネットから隔離された「コールドウォレット」にて保管しています。
コールドウォレットからホットウォレットに暗号資産(仮想通貨)を移動する際には複数部署の承認が必要な体制となっているため、複数名によって厳重に監視された状態でのみ、コールドウォレットからの暗号資産(仮想通貨)の移動が可能となっています。

参照:セキュリティ・顧客資産管理

GMOコインは、他の仮想通貨取引所とは違い、100%コールドウォレット管理です。

また、DMM Bitcoin同様に暗号資産の移動には、複数人の承認を経て、移動が実現されるため、人的なチェック体制も万全となっています。

また、資産の分離管理も徹底しており、GMOコイン自体に攻撃があったとしても、仮想通貨を預けている方の資産は守られるという安心感がありますね!

セキュリティ対策はどの取引所も厳重

見ていただいてわかることがあるとは思うのですが、実はどの取引所も厳重な管理体制のもと、運用しています

そのため、資産を分散管理するために複数の口座を作成することでより自身の資産を守ることに繋がるかと考えます。

しかし、本記事は仮想通貨の初心者に向けた記事として記載しています。

そのため、初心者でもわかりやすいアプリの設計や取引の多さも加味して、ビットフライヤーコインチェックを推薦しました。

仮想通貨の購入に慣れてきた頃に、DMM BitcoinやGMOコインで資産を分散し、運用するとより安心のできる取引が実現できると思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

仮想通貨を購入する上でセキュリティに心配することが多かったかと思いますが、いかに厳重な管理体制になっているのかがいるのかがわかったかと思います。

購入する際の参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!